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短編小説の魅力

 娘が図書館から赤川次郎の本を借りてきた。主人公の年頃が、10代の女の子という設定が多く、「ハマる年代になって来たなあー」と感じる。
 私が10代だった頃、朝日新聞の日曜版にいろんな作家の短編が交代で掲載されていた。星新一、筒井康隆、阿刀田高、などがいたと思う。まだ世間ではあまり知られていなかった赤川次郎もこの中にいた。
今では大御所作家のそれぞれが、個性的な作品を繰り出していて、毎週楽しみにしていた。この新聞の小説で作家を好きになり、その人の作品をたくさん読んだ。
この前、四コマ漫画のことを書いたが、小説における四コマ漫画が、短編小説であろう。たかが数百文字で読み人のこころを揺さぶり、最後にはちゃんと落とす。短編じゃもったいない、長編でも読んでみたいと思わせる。実にうまい!

 絵本の世界も、短編小説と同じである。絵を想像力で大きく膨らませて、その人のワールドに連れ込んでいければ、楽しんでもらえる。


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年賀状制作

 毎年11月のこの時期になると、年賀状のデザインを考える。すぐ決まる時と、悩みに悩んでも出来なくて12月中旬すぎることもある。宛名書きも大晦日になる。主婦が夕食の献立が決まらないのと似てる。何にするかを決めれば簡単なように・・・。

 私の小学生の頃は、家庭にスキャナーもプリンターもない時代だったので、一枚一枚手書きをしていた。芋版を作ってペタペタ押していた。
 『プリントごっこ』なるものが発売されると、毎年これを使ってつくった。とても重宝した。結構、力作を生み出した。

 現在、娘たちは30枚程度しか書かないが、それぞれに違ったデザインで、どんどん書いていく。お茶の子さいさいだ。手紙も苦にならない。このデジタルな時代に・・・。

 大学からの友達の藤城君とは、20年以上も年賀状のやりとりだけである。彼の年賀状が、私に届く中でナンバーワンである。干支の一回り12年かけて、一つのシリーズを作り上げる。

 毎年の皆さんの年賀状を見るたびに思うのが、宛名は下手でも直筆で書いてほしいし、宛名は印刷でも、せめて何か一言でいいのでメッセージがほしい。手書きに敵うものなし。

 そして、宛名書きがすべて終わると、いつも「もっと達筆だつたらなあー。」とつぶやく。

 
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