掲載される喜びーっ！

　娘が小学校低学年になった頃から、基本、テレビは観ないことにしている。私たちもほとんど観ない。その為か、家族の会話はとても多くなってとても良い。
　この取り組みのきっかけは、ある芸術家ファミリーへのインタビューで「なぜ皆さんは、すごい芸術家になったのですか？」と聞かれて「皆さんと違うところは、全然をテレビみないことでしょうか？」と答えたことだった。「おおーっ！真似しよう！」
　テレビを観ないことにして数ヶ月経つと、テレビがいらないことに気づいてくる。大事な情報は、どこかしらから入ってくる。そんなに困ることはないものだ。子供達は、学校での出来事もよく話す。本をよく読むようになったし、絵も描くようになった。

　「テレビを観るな、ゲームはするな。」と制限している代わり、本と漫画は無制限である。休みの日は、図書館に連れて行くし、学校の図書室から毎日借りてくる。月のお小遣いは、月刊『なかよし』と『りぼん』に消えている。

　この前、娘が月刊りぼんのイラスト募集のコーナーに応募し、掲載された。とても喜んでいた。自分が愛読している雑誌にのるということで、モチベーションが上がったことだろう。こんな小さなことを経験して、ステップアップしていく方法は理想的ではないかと思う。


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