夢判断

　 先日、旧友が遊びに来た話を書いた。
　その夜、一緒の部屋で寝ていた。夜中、大きな声で起こされた。
　彼の寝言であった。
　普段温厚な物腰の彼からは、到底想像もつかない音量で「ばかやろう！〇〇、なにやってんだ！！」と叫んだ。
　そんな汚い言葉すら聞いた事がなかったので、びっくりした。
　その後、朝まで何回も、繰り返された。
　
　朝になって、この事を彼に伝えたら「ごめん、ごめん。」と笑って謝った。

　「パーキンソン病の前兆かも？」この症状を聞いて、妻はつぶやいた。

　そういえば、私の父も現在パーキンソン病と判断されて、治療を行っているが、十数年前から、大きな　寝言で何やら叫んでいたのを思い出す。
　
　ググってみたら
　「・・・・、こうした運動症状が現れる10年ほど前から、すでにうつ症状、便秘、嗅覚障害、それに　睡眠中に暴れる、大声で寝言を言う、などの睡眠障害が出てくると言われています」
　こういう記事をみつけたので、気をつけないといけないかも。

　誰が書いた物語か忘れたが、
　ある国の王様が、起きている間は、何不自由なく生活しているが、夜寝ると毎日、悪夢に苦しめられ、　寝るのが怖くなり、とうとう狂って死んでしまう。
　こんな話を思い出した。
　
　悪夢をみると、ほんとに疲れる。
　時々、怖い夢を見た娘が夜中、私たちを起こしにくる。


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