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安楽死のボタン

 みんな、気づいた時にはこの世に生まれていた。親がいて、家族があり、生活していたのだ。
 不思議なことだ。

 この前、海外で安楽死の事が話題になっていたが、この年になると老後は、深刻な問題である。
 
 昨日会った友人は、結婚しているが、子供はない。
 「この先のことは、あまり考えたくないな〜」と言っていた。
 正直なところだろう。

 身内にも100歳に近い祖母がいるが、数年前から認知症である。
 彼女の人生の最期は・・・。
 気がついたら、死んでいた。??? となるのであろうか。

 痴呆になってまで生きて、周りに迷惑かけるのはいかなるものか。
 それは、ピンコロ(ぴんぴん生きて、コロッと死ぬ)が理想ではあるが、現実にどんなことになるのやら。
 長生きしなかった時代の方が、幸せだったのではないか?と思う事がよくある。

 私が好きな映画、ベスト10の中に、黒澤明の『生きる』がある。
 是非、御覧になってほしい。

 自分の体の中に、自分にしか押せない『安楽死のボタン』
 神様は作ってはくれなかった。
 「きっと、何か訳があったのだろう。」などと考えながら、眠りにつこう。
 

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