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僕は何にもなりたくない

 『小学生の時からなりたい職業がある』こんな人を羨ましくもあり、不思議に思うということは、最初に書いた。望み通りその職業に就いた人は、幸せだと思う。

 私は、20歳前後に片岡義男の小説を多く読んでいた。当時、どの本屋さんの文庫本の棚にも、赤い表紙で30冊以上は並んでいたと思う。小説に出てくる主人公は、何故か自由で、軽快で、さわやかである。私が小説を書くならば、こんな小説を書きたいと思う。
 高橋源一郎の『一億三千万の小説教室』で、真似するなら片岡義男の文体と書いていた。また本のタイトルも素晴らしい。片岡義男を読み返してみようと思っている。
 
 どの本だったか忘れてしまったのだが、その中の20代の主人公に「あなたは、何になりたいの?」と聞く場面がある。主人公は、こう答えた「僕は、なににもなりたくない。」
 もちろん何の仕事もしたくないということではなく。肩書きにこだわらない。その時にしたいと思う仕事をやりたい。という意味だったと思う。
 「あ〜自分に近いな。」感じた。
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 この記事をきっかけに、明日からのブログタイトルを、たまに片岡義男風にしよう。
 因に、今日の記事・・・”夢はレモンティーに浮いている” にする。

 
家族日記 ブログランキングへもう少しでベスト10。
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